4軒目の『秋カフェ』は柴田郡大河原町に佇むカフェのご紹介。
蔦が茂った外観が目印のO’s cafe。扉を開ければ、店内はまるでおもちゃ箱。「私も相方もモノ造りが好きで。店内の殆どを自分達で造り上げました」店主の大友さんはキラキラした目で話してくれた。例えば店内中心にあるドライフラワーの大きな壁掛け。鏡のフレームを再利用し、鏡だった箇所に金網を敷き詰めドライフラワーを挿して仕上げた。「元は空き家だったので所有者に直談判するところから始まり、ドアを横に倒しガラスを重ねてガラステーブルにしたり、半年かけて壁を塗り直したり。二人で迷い、ぶつかり、模索しながら造り上げたお店です。一番大変だったのはトイレ。仕掛けが盛り沢山なので、是非隅々まで見てもらいたいですね」
家具や内装一つ一つに想いが詰まっていて、見れば見るほど、見つめるほど発見がある。何度も再訪したくなる、とっておきのおもちゃ箱がここに。

アメリカンジャンク、レトロモダン、インダストリアル…様々な要素がこの店の空気を生み出している。

店名横に刺さっているコーヒーカップにもウラ話が。是非お店で訊いてみて。

見落としてしまうようなところにも遊び心が。10月から店内は『本格的な』ハロウィン仕様に。この時期ならではの内装にも注目。

秋に飲みたくなるホットチョコレートはわたあめトッピングで甘みを足してみて。(550円)

店長大友さん(右)と相方の岡崎さん(左)。 二人の名字と大河原の頭文字が店名の由来。
※表記価格は9月13日現在。