手のひらサイズのmyお庭「まめ盆栽の魅力」【4th day】


【3nd day】まめ盆栽を自分で作ってみよう ー後編ー に続き、次はまめ盆栽の育て方についてです。きちんとお世話をすれば、人間よりも長生きする盆栽。これから長くお付き合いしていくために、植え替え後の育て方について見ていきましょう。

7.【4th day】まめ盆栽の育て方 ー秋・冬編ー

植え替え後1週間のお世話は、水やりの習慣化が鍵

まめ盆栽は、鉢が小さいことから乾燥しやすい状態になっています。特に秋・冬は空気も乾燥してくるため、「水切れ」が一番の大敵です。植え替え後1週間は、受け皿に水をはり下から吸わせるような形でたっぷり水分補給をしましょう。この際、水は毎日取り替えます。

その後も、継続してたっぷり水やりが基本

植物は「水やり3年」という言葉があるほど、水を与えることがとても重要です。また3年もすると植物がその環境に慣れてくる、という意味も含まれています。鉢の底から水が流れて出てくるくらいたっぷり毎日水やりをしましょう。

育てる場所は日当たりのよいところが理想

盆栽は基本的に通年屋外で育てましょう。日当たりと風通しのよいところを好みます。寒さが強すぎる時や心配な時は、無加温の日当たりのいい室内へ移動します。(これからは暖房をつける季節になるため気をつけましょう)
※春・秋は日向、夏の日差しが強い時期は日陰が理想です。

冬も屋外で育てよう

日本の木で植えた盆栽は、冬場でも外の環境が性に合っています。地面と雪の間の気温は0度から下がらないため意外と暖かく、雪が植物の上に積もっても案外平気です。
ただし強い寒さに長期間当てると、枝や根が枯れることがあるためその際は保護します。雪の重さで枝が折れてしまうこともあるため、心配な時は雪を避けられる場所に保護します。

まめ盆栽の育成は“毎日観る”ことが大事

毎日、盆栽を観て目をかけ手をかけ育ててみましょう。「息を吹きかけるくらい近くで観ることが一番の肥料になる」と1000さん。その成長と変化に、思わずホッと心が温かくなって暮らしが豊かになるのを感じます。

▶︎次回【5th day】では「盆栽の味わい方」をお届けします。お楽しみに!

DATA

1000’s BASE
TEL022-702-2650

仙台市太白区長町7-18-29
※近々宮城県丸森町へ移転予定 ※詳細はHP、SNSを参照

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