【特集】きっと好きになるカフェ vol.2

※新型コロナウイルスの影響に伴い休業、営業時間の短縮等がございます。事前に各店舗にお問い合わせください。
先代マスターの宝物の好みと共通点が多い2人。築かれた歴史を引き継ぎながらも、交流の中から生まれる新しい心地よさを追求している。

3種類の豆をブレンドしたパブロブレンドコーヒー(550円)は、写真奥の故マスター愛用の道具を引き継ぎ淹れているそう。

壁一面のスピーカーからは、心地よさの輪郭をなぞる音が響く。

空間作りと音作り。豆の探求でエチオピアまで行く程のコーヒーへのこだわり。何度でも足を運びたくなる魔法が詰まっている。

無意識に吸い込まれてしまいそうな、特別な温かさを感じる佇まい。

COFFEE&SESSION PABLO(コーヒー&セッション パブロ)

“心地いい”に出会える一期一会のセッション

確かな時を紡いできた空間の息遣いと、コーヒー・音楽の掛け算が新しく薫る「PABLO」。クリエイターである二代目マスターの村上辰大さんと店長の半澤由紀さんの奇跡的な出会いによって、2017年、震災で被災した1984年創業の老舗ジャズ喫茶が息を吹き返した。先代マスターのこだわりである壁一面のスピーカーや、細部に生きる店作りの情熱の中に2人の想いが温かく灯る。「コーヒーは一期一会ですから、ぜひその一瞬を味わっていただけたら」(半澤さん)。店名に掲げた“セッション”には、文化や人の集いから生まれる新しい価値への想いも込められている。お客さまの雰囲気に合わせて村上さんが選曲しているというレコードとのセッションも楽しんで。
COFFEE&SESSION PABLO(コーヒー&セッション パブロ)
名取市下余田字中荷630-8
TEL.022-398-5442
営業時間/11:00〜19:00(日曜 11:00〜17:00)
定休日/月曜 ※Free wi-fi完備
Instagram@coffeeandsession.pablo
7~8カ月かけほぼ伊藤さん一人で作り上げた店内。伊藤さんの人柄もあってか地元の方も多く訪れ、ほっこりとした空気が店を包む。

究極4種のとろーりチーズトースト(600円)はお店の看板メニュー。

伊藤さんの蔵書が並ぶ壁。「既読・未読、半々くらいでしょうか。未読の本はお店をやりながら、のんびり読んでいきます」(伊藤さん)。

コーヒー、軽食の他に“きまぐれ”マフィン・クッキーも。その時々で出合える味を楽しんで。

大きな一枚窓からは広がる田園が望める。ぜひ、日々のデトックスを。

café&books one world(カフェ&ブックス ワンワールド)

そこは「自分の部屋」のような安堵するカフェ

仙台から車で約1時間半。登米ののどかな田園風景の中にちょこんとお店が一軒。重厚感がある手作りの木のドアをズズっと引けば、別世界に来たような、でも自分の部屋に戻ったような不思議な温かさに満ち足りた空間が広がる。「お客さまにはなるべく長居してもらいたいです。長居してもらえればその分私もゆっくり、読書ができるので…」(オーナー伊藤さん)。立派な梁が高い天井を支え、奥の壁一面には沢山の個性的な本が並ぶ。「読書したり、談笑したり。のんびりとした空間で日常を忘れるような時間を過ごしてもらえればと思います」(伊藤さん)。煩わしさや窮屈さがするするほどけ、元の自分を思い出す。そんな体験がone worldで、できるはず。
café&books one world(カフェ&ブックス ワンワールド)
登米市東和町錦織字萱野5
TEL.080-5749-3414
営業時間/平日11:00~18:00・土日祝10:30~18:00(いずれもLO17:30)
定休日/火・水曜(祝日の場合は営業、翌日休みの場合も。詳細はFacebookにて更新)
https://www.facebook.com/oneworldTome
Instagram@cafeoneworld
一人でも、友人とでも落ち着ける店内。暖かい日は外のテラス席の利用も◎。

栄養がもりもり摂れるつばめプレート。ライスの上にちょこんと乗っているつばめにも注目(スープ、ドリンク付・1,400円)。

つばめは仏語でリロンデール。そこかしこに点在するつばめを是非探してみて。

ベーグルやマフィン、シフォンケーキの販売も行っている。

プレートの他にバターチキンカレーや季節限定のケーキなども。ゆったりとした自分時間を。

ベーカリーカフェ ル・ニ・リロンデール

心地よい店内で栄養満点のごはんを

“美味しく食べて、お客さんが元気に旅立っていけるように” そんな願いが込められたル・ニ・リロンデールの看板メニューは一日限定10食のつばめプレート。「人参のラぺ、ラタトゥイユ、エリンギのバルサミコ酢炒めなど、日替わりで8種類のおかずが楽しめます」(オーナー横山さん)。大きな横長の窓からは四季折々の風景が楽しめ、店内随所を彩るは美しい“青色”の装飾。「東松島のシンボルカラーでもあり、ブルーインパルスのカラーでもあり、海の色でもある青を沢山取り入れました」(横山さん)。そんな店内をまるで空のようにすいすいと行き交うのはつばめの姿。店内に隠れるつばめを探しながら、美味しいご飯を食べて、心とカラダの栄養補給を。
ベーカリーカフェ ル・ニ・リロンデール
東松島市小野字中央17-1
TEL.070-1145-4420
営業時間/10:00〜18:00(ランチ11:00~14:30)
定休日/日曜 駐車場/7台あり
Instagram@lenid0320

PICK UP あなたにおすすめの記事