和酒、女子、聴き酒。 vol.17

聴き酒

【今月のお題】にごり酒

「清酒」と聞くと「濁っていない」酒を連想します。
しかしながら、新酒の時季には、雪を連想させる季節情緒溢れる濁ったお酒も登場してきます。
いわゆる「にごり酒」です。これも清酒と呼べるのでしょうか。

酒税法上の清酒の定義を見てみましょう。

「清酒とは、米、米こうじ及び水を原料として発酵さえて、こしたもの」とされています。
ポイントは「こしたもの」とされているところ。
必ず濾していないと、清酒とは呼べないのです。

すると、濁っていないものになるのと思いがちです。
ところが、この「濾す」には、どの程度の「肌理(きめ)の細かさで」というのが決められていません。
そこで、敢えて目の粗いもので行い、濁ったお酒も登場したというわけです。

肌理のこまかさの差により、もの凄く濁っているものから、ほんのりと濁っているものまでいろいろあります。
美味しいと思う方も多く、人気が増してきています。

こうしたにごり酒ですが、酵母が生きたままの「活性タイプ」のものも登場してきています。
活性タイプは、瓶内での二次発酵が続いています。
つまり、瓶の中で生きた酵母が炭酸ガスを生成し続けています。
必ず冷蔵保管。常温厳禁です。
開封の際にはご注意を。

めでたい席なのに、お酒が噴出して台無しに、なんてことも…。

●「乾坤一 純米うすにごり」 宮城県柴田郡 グラス 580円
宮城県南の雄ともいれる蔵元。創業は正徳2(1712)年ですから、300年以上の歴史。
この時季に舞う雪を思わせるにごり酒は、爽やかでキレの良い人気ものです。

●「写樂 純米吟醸うすにごり」 福島県会津若松市 グラス 680円
鶴ヶ城の門前に蔵を構えております。灘の宮水に近い品質の名水が蔵内の井戸からくみ上げられます。
うっすらと瓶の中に見られる粉雪のようなオリが、美味しさの予感を期待させます。

●「たけすずめ 純米うすにごり」 岐阜県揖斐郡 グラス 580円
竹に雀というと、思い起こされるのは伊達家の家紋。ですが、岐阜県の蔵元です。
杜氏蔵元である大塚家の家紋も竹に雀とのこと。伊達藩ともご縁がありそうな銘酒です。

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