
革製品の数ある魅力の中でも真っ先に思い浮かぶもの。それは「経年変化による味わい」!革の種類や色合いによる変化の違いはもちろん、普段どのように使うかによっても表情が変わるため、「革を育てる」という表現がしっくりきます。ヘルツの店頭にあるこの写真の鞄たちもよーく育って、おいしそうなとても魅力的な風合いに仕上がっています。素敵です。
通常、道具が古くなるということはマイナスな表現として連想されますが、本革の場合は真逆の意味合いを持ちます。使えば使うほど経年変化と共に価値が増し、深みのある雰囲気をまとうのです。

ヘルツのオリジナルレザーは植物タンニンでなめされたヌメ革が使用されています。この革は、使い込むほど色ツヤを増し、経年変化と共に持ち主だけの味わいを楽しむことができます。
「お渡しする時の作りたての鞄はまだ80%しか完成していない。と、スタッフ間では言うんです。最後の仕上げは、実際に持ち主に使ってもらうこと。そうすることで完成するものだと思っています」と、販売・製作を担当する佐藤さん。
時を重ねて育つ革は、色ツヤやキズも全て持ち主と鞄が一緒に刻む年輪です。時間をかけて育てて長く付き合っていく。そして自分だけの鞄が完成する。そんな楽しみがあるのは、とても贅沢で素敵なことですね。

こちらの写真はラティーゴ(ハードレザー)グリーンのトートバッグを3年使用した時の経年変化した姿です。3年使うことで新品の時の魅力とはまた違う味わいが増しているのが分かります。愛着を持って丁寧に使うことで、3年経過したとは思えないほど綺麗な状態でこれから先も長く使っていくことができそうです。
経年変化の素敵なところは色合いや風合いの変化だけではなく、使う度に持ち主の手にしなやかになじむところ。このトートバッグにも持ち主のそんな歴史を感じ取ることができますね。

こちらのお財布も経年変化により、写真中央のものが写真手前の艶やかなチョコレート色に育っています。カラーによっても育ち方に変化があり味わい深いです。

様々な持ち主による、様々な歴史を刻んで美しく育ったアイテムたちは、ヘルツのインスタグラム(@herz_bag)からも見ることができますよ!
革を育てるには「使うこと」が1番!そんな革とより長く、美しくお付き合いしていくためには日々のちょっとしたケアや「オイルメンテナンス」がオススメです。詳しくは、次回【4th day】大切に育てるための「革製品のお手入れ方法」でご紹介しますのでお楽しみに!

仙台市青葉区本町2-10-33 第二日本オフィスビル1F
・アクセス | 地下鉄南北線「広瀬通駅」より徒歩約5分 |
---|---|
・営業時間 | 12:00〜19:00 |
・定休日 | 水曜・木曜 |
・ホームページ | https://www.herz-bag.jp/shop/sendai |
@herz_bag |