
自然豊かな山の中に突如現れる巨大構造物、ダム。自然×コンクリートの人工美や豪快な放流に魅せられ「ダム女」になる方も多い。ダムが持つ独特な魅力をちょっとだけ、覗いてみよう。
企画・編集/仙台ぱど ルチカ編集部※新型コロナウイルスの影響により施設や店舗によって営業休止、時間短縮している場合がございます。事前に各施設・店舗にお問い合わせください。

A. 39基あります。(建設中のものも含む)
A. 高さが15m以上の水をせき止める設備のことをダムと呼びます。
それ以下の場合、堰(せき)やため池になります。
A. 無いです。(七ヶ宿ダムの場合)
A. 土砂が出てきます。(七ヶ宿ダムの場合)
七ヶ宿ダムの場合、水道水にも使用されることもあり、ダム建設の際に家屋等は全て取り除いています。そのため、水を抜いても依然そこにあった村、家々が見えてくる…ということはありません。
A. 湖に貯まった水の巨大な水圧を逃がすため、いくつかの種類に分けられます。

(重力式)

(アーチ式)
コンクリートダムの中でも水圧をダム自体の重さで支えるものを「重力式」、左右や下の岩盤で支えるものを「アーチ式」と区別できます。
A. 水道水や農業用の水を届け、洪水を防ぎ、川の水を調節し生態系や環境を守っています。(七ヶ宿ダムの場合)
七ヶ宿ダムでは県内8市9町に水道水・農業用水を届けています。また、大雨や台風発生時にはダムが貯めた水を少しずつ流すことで洪水を防いでいます。その逆に雨が降らず川の水が干上がりそうなときは、ダムに貯めた水を流すことで川の生態系や環境を守る働きをしています。
A. ぜひ、見つけに来てください!
非日常な巨大構造物、迫力満点な放流、自然と人工(=コンクリートなど)のコントラスト…訪れる方それぞれ、ダムの好きなポイントが見つかるはずです。まずは足を運んでみて、その雄大さに圧倒されながらダムの良さを少しずつ知ってもらえたらと思います。
参照:ダムコレクション https://www.mlit.go.jp/river/damc/card/index.html