【特集】朝、早く、起きる、何する? vol.2

毛筆でも硬筆でも、各々が取り組みたい方を選び受講できる。

通学通勤を急ぐ人たちが行き交う中、教室の中は実に静謐。すっすと文字が書き進んでいく様子に思わず見入る。仙台中心部のほど近く、青葉区上杉にある佐々木鈴優書道院では毎週火・金曜の朝7時から8時まで朝書道を行っている。「『無になる時間』って日々の中ではなかなか得られない、贅沢な時間だと思います。書道はその時間を作り出してくれます」(佐々木鈴優先生)。仕事や予定のおわりが見えにくい方や、朝の方が予定を立てやすいなどの理由で多い時は10名ほどが朝書道をたしなむ。「書道を通して自分の物事のとらえ方や考え方のクセが見えてくることも。『書く』ことに集中することで、自分の内面に気づくことが出来ますよ」(佐々木先生)。朝書道に打ち込む受講者は皆真剣、かつ背筋が美しい。凛とした朝の空気に包まれながら書き進めれば、自己を見つめなおすキッカケに。

硬筆は万年筆や筆ペン、ボールペンでも◎。実用的な側面から書道の楽しさを知ることが出来る。

先生による添削で自分の字のクセを修正できる。

地下鉄南北線北四番丁駅から徒歩約6分でアクセス抜群。

背筋を伸ばしてトライしてみては。

DATA

佐々木鈴優書道院
仙台市青葉区上杉1-13-36(上杉教室) 
TEL.090-7528-1625
開講時間/火・金曜の7:00~8:00
受講料/上記曜日のうち月4回受講・5,500円

ファシリテーターも参加者も一緒になり読書から得られる気付きや発見を話し合う。

朝の時間を読書に費やす。なかなか出来ない「朝読書」を体験できるのが朝活読書部だ。各々読書をするのではなく、メンバー間で持参した本との出合いを語ったり、書いてあることを説明し合ったりと、それはまさに“Read For Action”。「定員4名とファシリテーターで活動しています。読書で得た気づきや発見をメンバー間で共有することで、本の内容をより深く理解し、新しい自分に出会えることも。『読むだけの読書から、行動する読書へ』。その手助けをしています」(ファシリテーター 山崎さん)。区切られた時間の中で本に目を通し、自分の考えを共有する。あっという間の1時間で得られる充実感は大きい。「月曜開催なので『1週間の始まりに読んでおきたい本』を持参してもらっています。少しだけ早起きして、本の力を借りて1週間の行動計画を考えてみませんか」(山崎さん)。本と自分の可能性を広げられる、そんな朝の時間はいかが。

ビジネス書にエッセイ本など、持ち寄る本は多種多様。

メモを取ったり付箋を貼ったり…限られた時間の中でフル回転の読書体験。

ファシリテーターの山崎さん。最近のお薦めは山口周著『ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式』(2019年/ダイヤモンド社)

6.2月は3、17日開催予定。詳しくはFacebookにて。

DATA

Read For Action仙台(リード フォー アクション)
Facebook「リードフォーアクション仙台」で検索
7:20~8:10 会場は回ごとに変更
参加費/1,000円、リピーター500円(当日会場にて支払い)
※初めて参加の方はRead For Actionポータルサイトより会員
登録(会費無料)が必要

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